映画 トンカカトン
今回、中編映画「トンカカトン」の主要キャストをオーディションで広く募集いたします。
事務所所属、演技経験の有無は問いません。表現への熱意と、自分の可能性に挑み続ける
方、エントリーをお待ちしております。
映画「トンカカトン」キャスト募集のお知らせ
【作品概要】
●タイトル:「トンカカトン」
●監督:小平哲兵
●撮影期間:2017 年 9 月 18 日~10 月 7 日 20 日間予定
※撮影開始前に東京都内にて本読み、リハーサル、衣装合わせに数日
●撮影場所:福井県・越前町、敦賀市
●上映時間:60 分 福井県、東京都での公開を予定しております。
高校卒業後、叔父の竹中進仁と同じ地元の造船所で働き出した松浦信は、ガサツで奔放
に生きる進仁に嫌気がさしていた。
ある日、信は進仁から「おんさんもうすぐ死ぬぞ」と衝撃的な告白を受ける。
過去の思い出や病弱な身で残される進仁の妻・生美、これからの進仁への対応、様々な想
いと重荷が頭の中で駆け巡る信。しかし、いつもと変わらず仕事をこなし妻への接し方も
変わらない進仁への苛立ちから、信は日課である病院への生美の送迎を投げ出してしまう。
口論となった信と進仁は、それまでにあった溝が浮き彫りになる。死後、何を残せるか
模索する進仁は信に「一緒に暮らそう」と願い出る。自らの言動に後悔していた信は進仁
の提案を受け入れ、不器用な甥と不器用な叔父の共同生活が始まる。
家族や同僚、進仁の幼馴染・多江の協力もあり次第に打ち解けていくふたり。濃い時間
の中で信は、一見ガサツで奔放な態度こそ、進仁の不器用な愛情の伝え方なのだと気づく。
盆祭りの夜、今までの鬱屈した複雑な感情を信はついに進仁にぶつけてしまい、口論の
末に喧嘩となり怪我を負った進仁は病院に運ばれてしまう。自分のした愚かさに気づきひ
とり病院を訪ねた信は、変わらない笑顔と愛で迎えた進仁から、本当の想いを聞く。
しかし、日に日に身体を蝕む病は進仁から徐々に笑顔と明るさを奪っていく。目前に迫
る死に恐怖する進仁。それを知った信は街に人々に頭を下げ、進仁のための宴会を開く。
信の行動に感銘を受けた進仁は生気を取り戻し、進仁らしく最期を生き抜く。
その後、進仁は亡くなる。生美を病院に送る残された信の姿。そして、船大工となった
信は進仁と同様にトンカカトン...と金槌を打ち始めるのであった。
【あらすじ】
【あらすじ】
【募集キャスト】
●松浦 信 (19)
当作品の主人公。高校卒業後に叔父の薦めで造船所に就職。
口数が少なく溜め込み易い性格で、自身と正反対に自由奔放に生きる進仁とはいつしか心が通わなくなってしまい、苛立ちを覚えている。
本当の想いを伝えられないままでいる事に悩んでいるが、どうすればいいのかわからずにいる。
●竹中進仁 (43)
信の叔父でベテランの船大工。末期のすい臓癌に侵され自らの余命を知った時、恐ろしさに押し殺されそうな心をかき消すかの様に笑顔で生きていくがなかなか上手くいかない。
裏表のない性格で思った事をすぐ口に出すが、いつも人の事ばかり考えている。
天真爛漫で不器用かつ豪快な反面、妻の生美には弱い。
●松浦 雪 (45)
信の母、進仁の姉。優しく穏やかな性格。夫を病気で亡くし、女手ひとつで息子の信を育てる。
進仁の病に初めは戸惑いを示し、天真爛漫でわがままな進仁に手を焼くこともあるが、よき理解者。
●竹中生美(40)
進仁の妻。心臓に病を抱える病弱の身だが、芯の強い女性。
自身の子どもを設けられなかったため、信を我が子のように可愛がる。
愛する夫の死と自分のこれからの不安に悩むが、強く優しく前向きで決して弱音を吐かない。
夫の想いや決断をわかった上で、共に最後の時間を過ごす。
●梅田多江 (43)
定食屋の女将で進仁の幼馴染。竹を割ったようなさっぱりとした性格。
信や進仁を気遣う面倒見の良い一面もある。進仁とはよく軽口を叩きあう仲。
若くして定食屋を継ぎ、一人で切り盛りしているため結婚には縁がなく自身も諦めている。
進仁のどの一面も良く理解している。
●菊井祥三 (50)
造船所の社長。小柄で頭部が禿げ上がっており、進仁とは犬猿の仲。
病気の進仁を気遣う様子も見せるが、余計なお世話だと馬鹿にされる。
しかし、あえていつも通り振舞う。
【募集締め切り】
●2017 年 7 月 21 日(金) 23 時 59 分
【一次書類審査日程】
●2017 年 7 月 25 日(火)
※一次書類選考通過者のみ、後日東京都内での二次演技審査詳細日程をご連絡いたします。
【二次演技審査内容】
●演技審査(当日、脚本をお渡しします)
●質疑応答(趣味、芝居への想い、自己PR)
●トンカチを使った実技 ※竹中進仁役の方のみ
※二次演技審査通過者に、後日東京都内での本読み、リハーサル、衣装合わせの詳細日程をご連絡いたします。
【応募方法】
●下記メールアドレスよりエントリーください
6966cinema@gmail.com 担当:桑江良佳
件名:映画「トンカカトン」オーディション参加希望
添付:写真(バストショット、全身) 2 枚 / 宣材プロフィール(ある方のみ)
本文:1.氏名(漢字 / よみがな)
2.年齢
3.電話番号
4.メールアドレス
5.所在地(東京都渋谷区 等)
6.身長・体重
7.出演経験(ある方のみ)
8.所属事務所(ある方のみ)
9.希望キャスト(複数応募可)
10.自己PR
【応募資格】
●役者として熱意のある方
●演技経験の有無は問いません
●所属事務所の有無は問いません、事務所所属の方は事務所の許可が取れる方、または取れる見込みのある方。
●撮影期間 20 日間全日ご参加いただける方 ※要相談いたします
●菊井役に関しては、比較的頭皮の薄い方の応募をお待ちしております
【注意事項】
●撮影期間内の交通費、食費、宿泊費はこちらで負担致します
●出演料に関しては小額ではございますが、お支払いさせて頂きます
●進仁役の方はトンカチの実技練習の為、クランクインより一週間早く福井県に滞在して頂き
ます。 ※要相談致します
【監督プロフィール】
●福井県越前町出身、29 歳。元漁師から映画製作を夢見て上京、
2015 年にニューシネマワークショップ卒業し、短編映画「父の日」を監督。
●受賞歴:短編映画「父の日」 新人監督映画祭 準グランプリ
うえだ城下町映画祭 審査員特別賞受賞
福井駅前短編映画祭 観客賞受賞
【監督からのメッセージ】
はじめまして、監督を務める小平哲兵です。
僕がこの作品で伝えたい事は「人を想って生きていく」ということです。
今作品のスタッフにも様々な人がいます。マジメな人、面白い人、涙もろい人、映画バカな人、繊細な人、優しい人、スケベな人、何かを乗り越えて参加した人、乗り越える為に参加した人。本当に様々な考えを持った人達です。
それぞれがそれぞれの大切を想って好きな映画を全力で作っている、僕には過ぎるスタッフ達です。その想いを、一コマ一コマにしっかりと込めて映画を作り上げます。
厳しい現場になるとは思いますが、応援してくださる温かい地元の方々、過ぎるスタッフ達と一緒にいい映画を作り上げていきますので、どうぞよろしくお願いします。
皆様のご応募、心よりお待ちしております。